• 物流企業

23/09/28

佐川急便、静岡県南伊豆町と地域活性化へ連携

 佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は9月26日、静岡県賀茂南伊豆町と、災害時協力を含む地域活性化に向けた包括連携協定を締結した。佐川の経営資源やノウハウを活用し、官民一体となり地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」活動の一環。
 協定には、災害対策や地域防災への協力、地域の安全・安心、観光支援、地域産品の流通・販売支援、環境保全の推進、地域活性化に関することなどが盛り込まれた。
 佐川は、協定締結を契機に、双方のリソースやノウハウを有効活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすい街づくりと地域活性化を目指し、社会課題の解決・改善に取り組んでいく。
 SAGAWAタウンサポートでは、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」などを促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や、災害発生時の物資の輸送支援など、地域の安全・安心に資する活動も行っている。

9月26日の締結式に出席した、南伊豆町の岡部克仁町長(左)と佐川の森裕一郎執行役員中京支店長兼東海支店長