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23/08/04

丸紅×パナソニック、商用EV向け総合管理会社を設立

 丸紅(本社・東京、柿木真澄社長)とパナソニックホールディングス(同・大阪府門真市、楠見雄規社長)は8月1日、商用EV(電気自動車)向けの総合管理サービスを手掛ける合弁会社「EVolity」(本社・東京、天池正治社長)を設立した。EV導入から運用までを一元的にサポートする。今夏から複数の大手物流企業向けに順次サービスを開始する。
 両社は5月に合弁会社設立で合意。EVolityには、丸紅とパナソニックHDがそれぞれ50%を出資する。

EVolityが提供するサービス内容のイメージ

 商用EV導入を検討する物流などの企業に対し、トライアル運用の機会を提供する。スマート充電システムや電池管理システムなどを提供し、本格導入に向け具体的な課題抽出が可能になる。また、導入済みの企業向けには、複数台の充電・電池状況を一括管理する環境を整備し、円滑なEV導入展開を支援する。
 パートナー企業とも連携し、企業のEV車両選定や充電環境も含めて一元的にサポートする。提供するシステムは、運行管理やエネルギー管理など各企業が持つ既存システムとの連携も検討する。
 EVolityでは、将来的なEVや車載電池の二次利用も見据え、循環経済モデルの構築を目指していく。