• 物流企業

23/08/02

セイノー・富岳・福通・ネクストデリなど、山梨の小菅・丹波山で共同配送を開始

 

小口はネクストデリバリーの軽貨物、大口は富岳通運のトラックが輸送する

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)と富岳通運(同・甲府市、浅沼克秀社長)と福山通運(同・広島県福山市、小丸成洋社長)とネクストデリバリー(同・山梨県小菅村、田路圭輔代表取締役)は8月1日、山梨県小菅村・丹波村で共同配送をスタートした。人口減少で悩む過疎地の物流を効率化し、地域インフラとしての物流安定につなげる。地域自治体である小菅村と丹波山村のバックアップも受けながら取り組みを拡大し、地域の物流の安定につなげると共に、各企業の効率化にもつなげる。

 現在、スキームは構築中。当面は、富岳通運の都留支店に福通の貨物を持ち込み。富岳通運のトラックで、小菅村にあるネクストデリバリーの小菅デポに輸送。大ロットは富岳通運が配送し、小ロットの貨物は買い物代行などで村内を回っているネクストデリバリーの軽貨物車に引き渡す。

 

地域の課題解決と物流効率化に共同で取り組む(右から舩木直美小菅村村長、木下喜人丹波山村村長、小林福通常務執行役員、佐藤正富岳通運専務、田路ネクストデリバリー代表取締役、河合秀治執行役員)

 従来、西濃運輸は、富岳通運に同地域の荷物は委託。福通は、独自で配送を行っていた。今回の共配を機に、福通の貨物も富岳通運に委託する。「少ない荷物を、午後いっぱいかけて配送していた。荷物を委託することで、ドライバーが都市部の仕事に集中でき、休憩の取得がしやすくなったり配送効率の向上が見込める」(福通の小林哲平常務執行役員)。
 今回の取り組みは、セイノーHDが掲げるオープンプラットフォーム(OPP)構想に、福通が協力したもの。「より多くの企業にも広げていきたい」(セイノーHDの河合秀治執行役員)。