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23/07/13

4~6月・JR貨物、自動車部品回復もコンテナ1・8%減

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)の4~6月のコンテナ輸送実績は前年同期比1・8%減の441万6000トン。自動車生産の回復傾向で自動車部品が増加したものの、物価高による需要低迷のあおりで微減となった。
 品目別では、自動車部品が半導体不足の解消進展と生産回復で約2割増加。農産品・青果物も、北海道・九州産玉ネギの収穫順調を受け、同5・0%増となった。半面、化学関連は需要低迷で減少。食料工業品も、昨年来の値上げの影響で清涼飲料水が伸び悩んだ。
 車扱いは好調で、同10・6%増の184万3000トン。セメント・石灰石が顧客の生産計画変更で大幅に増えたほか、石油も堅調なガソリン・軽油の需要に支えられ増加した。
 6月単月では、コンテナが前年同月比3・6%減、車扱いが同8・2%増だった。