６月・ＷｅｂＫＩＴ求車、２・３％増　鋼材、機械・装置が増加

　日本貨物運送協同組合連合会（御手洗安会長）が運営する求荷求車ネットワークＷｅｂＫＩＴの６月の荷物登録（求車）件数（確報）は、前年同月比２・３％増の８万6364件だった。鋼材や機械・装置の伸びが目立った半面、農・畜・水産物や石油製品、衣料・雑貨、電気製品の需要が減少した。
　求車件数の増減を輸送品目別で見ると、鋼材が同21・６％増、機械・装置が同16・８％増。建材や飲料品、引っ越し貨物、食料品も増加した。
　半面、農産物、畜産物、水産物はそれぞれ同27・６％減、同28・３％減、同15・４％減と減少。石油製品が同31・５％減、紙・パルプ製品が同28・５％減、衣料・雑貨が同15・９％減、電気製品が同16・９％減と落ち込んだ。
　求車の成約件数は同０・２％減の２万3628件、成約率は同０・７ポイント減の27・４％だった。
　車両登録（求荷）件数は同５・１％減の１万6146件。車種別では車載車や冷凍車、保冷車の需要が増加。一方、バン型は同54・４％減となり、平型、ウイング車の需要も減った。求荷の成約件数は同17・９％減の725件、成約率は同０・７ポイント減の４・５％だった。