• 統計・データ

23/06/13

5月・WebKIT求車、前年同月比10・6%増 電気製品が3割強増

 日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)が運営する求荷求車ネットワークWebKITの5月の荷物登録(求車)件数(確報)は、前年同月比10・6%増の9万5109件だった。電気製品の需要が3割強増えたほか、飲料品や水産物、鋼材の増加が顕著だった。
 求車件数を輸送品目別で見ると、同62・9%増だった砂利・砂などを除くと、電気製品が同33・6%増、飲料品が同27・4%増、水産物が同27・3%増、鋼材が同26・0%増、セメントが同25・8%増と2桁増。他に食料品、機械・装置、引っ越し貨物の増加が目立った。
 半面、畜産物は同42・5%減、石油製品は同13・6%減、セメント製品は同11・6%減と2桁減。農産物や化学製品、木材、紙・パルプ製品、衣料・雑貨が減った。
 求車の成約件数は同6・0%減の2万2003件、成約率は同1・0ポイント減の23・1%だった。
 車両登録(求荷)件数は同0・1%増の1万3674件。車種別では保冷車の求荷が同5・6倍。ウイング車の求荷は増えた。一方、バン型は3割近くの減。冷凍車、ユニック車、平型が減った。求荷の成約件数は同6・1%減の736件、成約率は同0・4ポイント減の5・4%だった。