• 物流施設

23/04/11

ESR、川崎市に9階建ての東扇島DCを建設

ESRの最先端のノウハウを詰め込んだ「東扇島DC」

 ESR(本社・東京、スチュアート・ギブソン社長)は3月31日、川崎市に「東扇島ディストリビューションセンター(DC)」をしゅん工した。首都圏湾岸地域の好立地に、冷凍冷蔵にも対応可能な豊富なプランを持つ高機能施設を建設し、入居企業の物流効率性を実現する。
 東扇島DCの所在地は、川崎市川崎区東扇島21。首都高湾岸線東扇島インターチェンジ至近に立地。敷地面積は7万7725平方メートル。プレキャストプレストレストコンクリート造で9階建て。延べ床面積は、34万9003平方メートル。
 45フィートコンテナトレーラーも走れる上り下り専用ランプウェイと二つのランプウェイを中央車路で結ぶことで、各階に一方通行でアクセス可能。1階は両面バースで、東側が低床式、西側は高床式。2~8階は、センターバース方式で、合計で565台分のトラックバースを備える。6~8階のバースは、駐車場としての利用も可能で、大型トラックの車庫登録が可能だ。
 ドックレベラーは、各階12基まで設置可能。敷地内に海上コンテナにも対応可能な待機スペース、37台分も備えた。1階は、冷凍冷蔵倉庫として使うことも可能。各階最大6テナント入居可能で、合計48テナントにまで分割が可能。働く人の利便性向上のため、託児所やジム、バーラウンジも備える。
 ギブソン代表取締役は、「物流業界ひいては日本の社会全体の発展に貢献できるよう、今後もさらに高みを目指す」とする。