鈴与、清水港の港湾現場にＥＶトラックを導入

　鈴与（本社・静岡市、鈴木健一郎社長）は、静岡市の清水港で使用する港湾現場での作業用車両にＥＶ（電気自動車）を導入した。二酸化炭素（ＣＯ２）排出量を抑制し、清水港が推進している港湾での温室効果ガス排出量を全体としてゼロを目指す取組みに貢献する。

　導入するのは、ファブレス型ＥＶメーカーフォロフライの１トンクラスＥＶ「Ｆ１ ＶＡＮ」。作業用車両として活用する。
　鈴与の活動拠点でもある清水港では、次世代エネルギーの受入れ環境整備や港湾機能の高度化などを通じて、温室効果ガスの排出を全体としてゼロを目指す「カーボンニュートラルポート（ＣＮＰ）」の形成を進めている。ＥＶの導入で脱炭素化に貢献する。
　フォロフライは、国内で開発・設計を行い、生産を海外に外部委託する「水平分業」を行うスタートアップ企業。フォロフライＦ１ ＶＡＮは、2022年９月に商用ナンバーを取得以降、全国の宅配事業などで導入が広がっている。