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23/03/20

UDトラックス、大型トラック「クオン」に安全装置を追加

 UDトラックス(本社・埼玉県上尾市、丸山浩二社長)は、大型トラック「クオン」2022年型モデルに安全装置を追加搭載した。ドライバーの運転姿勢を検知するモニターで、安全性向上を後押し。側方衝突警報装置を、右側にも追加した。
 ドライバーモニターは、運転席ピラーに搭載したカメラが運転者の顔向き、姿勢、目の開眼度を検知。運転者が脇見をしたり、運転姿勢を崩すと、ポップアップ音やブザー音を発する。目を閉じたり、眠気を感じていると判断された場合は、ポップアップ表示やブザー音で休憩を促す。
 側方衝突警報装置とレーンチェンジサポートはこれまで、運転席の左側に搭載されていたが、今回は右側にも追加。安全性をさらに確保した。右側方の自転車や車両を検知すると、ピラーに搭載されたインジケーターが点灯。右折時に衝突の可能性がある場合は点滅し、ポップアップ表示とブザー音で警報を出す。
また、電子制御ステアリング「UDアクティブステアリング」の搭載車型も拡大した。UDアクティブステアリングはこれまで、クオンCGとGKの2車型が対象だったが、今回発売のモデルからCDとCWにも採用を拡大。油圧式ステアリングギアボックスに搭載した電気モーターが運転を支援し、ドライバーの疲労軽減や安全に貢献する。

ドライバーモニターを搭載。また、運転席右側にも側方衝突警報装置を追加した