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23/03/16

2月・JR貨物、コンテナは反動で7%増加

 JR貨物(本社・東京犬飼新社長)の2月のコンテナ輸送実績は、前年同月比7・0%増の144万8000トン。コロナ禍や物価高による消費低迷が続いたものの、前年に受けた雪害の影響がなかった反動で、化学薬品、紙・パルプ、化学工業品、エコ関連物資を除く品目が増加した。
 品目別では、農産品・青果物が同36%近いプラス。前年同月に比べ雪害の影響が少なく、玉ネギの収穫量が平年並みだった。積み合わせ貨物や、砂糖・菓子といった食料工業品も反動を受け、それぞれ同8・7%増、同7・4%増。一方、化学薬品は需要低迷が響き減少した。
 車扱いは、同5・9%増の81万1000トン。ガソリン、石灰石が好調だった。