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23/03/14

2月・WebKIT求車、前年同月比2・4%増 農・畜産品の需要増加

 日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)が運営する求荷求車ネットワークWebKITの2月の荷物登録(求車)件数(確報)は、前年同月比2・4%増の12万2127件だった。主に農産物や畜産物、鋼材の需要が増加した。
 求車件数を輸送品目別で見ると、農産物が同28・9%増、畜産物が同21・0%増、鋼材が同17・2%増と2桁の増加。木材が同9・3%増、機械・装置が同9・0%増、建材が同7・3%増だった。半面、水産物は同31・6%減、セメントは同22・7%減、電気製品は同22・5%減、化学製品が同18・6%減となったほか、食料品、飲料品も需要が減少した。
 求車の成約件数は同3・1%増の2万4090件、成約率は同0・1ポイント増の19・7%だった。
 車両登録(求荷)件数は同10・8%減の1万1402件。車種別ではバン型、冷凍車、平型、ウイング型の求荷が減った半面、保冷車、重機運搬車が増加した。求荷の成約件数は同8・8%減の816件、成約率は同0・2%増の7・2%だった。