二葉、川崎市の東扇島冷凍物流Ｃで３号棟しゅん工

　二葉（本社・東京、鈴木英明社長）は２月13日、神奈川県川崎市の東扇島冷凍物流センターで３号棟をしゅん工した。多様化する顧客ニーズへの対応を強化する。

 

　所在地は、川崎市川崎区東扇島22ノ６。首都高湾岸線東扇島出入り口の至近。敷地面積は約8175平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造で、設備能力は２万6320トン。Ｆ級、Ｃ＆Ｆ級、Ｃ級、定温に対応する。環境に配慮し、二酸化炭素とアンモニアによる自然冷媒設備を採用した。
　15台分のバースを設け、エアシェルターと一部ドックレベラーを設置。トラック予約受付システムを導入し、車両待機時間の削減と業務効率化を目指す。
　新拠点は、既存の２号棟の北西側に隣接。長いスパンのゆとりある荷さばきスペースを整え、収容パレット数の増加に向け倉庫内の柱を最小限に抑えるなど、１号棟、２号棟との連動性やバランスも考慮した。
　新拠点の完成で、二葉のグループ全体の設備能力は合計30万5000トンに達した。今後もさらなる成長の基盤を構築し、顧客のニーズに応えていく。