• 物流施設

23/02/15

GLP、「ALFALINK流山」中心エリアの2棟しゅん工

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は1月、千葉県流山市の多機能大型物流施設「GLP ALFALINK流山」全8棟のうち、2棟をしゅん工した。広大な「ALFARINK流山」開発エリアの中心部に立地し、入居企業が他の企業や地域と交流するハブ施設としての機能も担う。

「GLP ALFALINK流山5」(左)、「GLP ALFALINK流山6」(右)

 

 今回しゅん工した「5」と「6」は、それぞれプレキャストコンクリート造・免震構造4階建てで、ランプウェイを共有するブリッジで連結。2棟合わせた敷地面積は約11万3000平方メートル、総延べ床面積は約23万4000平方メートル。荷物用エレベーター6基、垂直搬送機8基を備える。
 「5」には三井食品が入居し、首都圏エリアの物流センターとして活用する。冷凍冷蔵機能と自動倉庫(常温)を導入し、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応。大手小売りの専用センターとしての利用も見込む。この他、「5」の一部区画には成田運輸が入居。「6」の一部区画には、象印マホービンが東日本の商品配送拠点を開設する。

しゅん工式典を2月13日に執り行った

 

 5・6にはスモールオフィスやワーキングスペースも設置。入居企業のビジネスとコミュニケーションの活性化に加え、地域との共生を後押しする。地域参加型イベントなどに利用可能なシェアキッチン付きのマルチスペースも設置。入居企業の情報を可視化するデジタルサイネージの導入、ビジネス交流イベントなども企画する。
 これまで開発したALFALINK流山1~3と同様、5・6でも最寄り駅への無料循環バス運行や路線バスの乗り入れを実施。1~8の棟間移動の巡回無料バスも運行する。