• 統計・データ

23/02/14

1月・WebKIT求車、前年同月比15・7%増の12万6038件

 日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)が運営する求荷求車ネットワークWebKITの1月の荷物登録(求車)件数(確報)は、前年同月比15・7%増の12万6038件だった。コロナ禍の影響が大きかった2021年1月に比べ56%強回復した状況だ。
 求車件数を輸送品目別で見ると、砂利・砂などが前年同月比86・2%の大幅増。飲料品が同43・7%増、鋼材が同28・3%増、石油製品が同25・6%増、木材が24・0%増、金属製品が同22・5%増と増勢。農産物も同19・8%増、食料品も同12・8%増と需要が伸びた。半面、水産物は同33・3%減、セメントは同22・3%減だった。
 求車の成約件数は同2・0%減の2万1736件、成約率は同3・1ポイント減の17・2%だった。
 車両登録(求荷)件数は同23・8%減の9558件。保冷車、重機運搬車が荷物を求めるケースが増えた。求荷の成約件数は同8・7%減の772件、成約率は同1・3%増の8・1%だった。