• 船・鉄道

23/01/25

JR貨物、愛知―三重でご当地ラッピング機関車運転

名古屋の街並みや四日市のコンビナートをラッピング

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)は、愛知機関区(愛知県稲沢市)所属のDF200形機関車に〝ご当地〟ラッピングを施し、23日から稲沢駅―塩浜駅(三重県四日市市)間で運転を開始した。愛知機関区が地域に根付くデザインを公募したもので、JR貨物グループが長期ビジョンで掲げる地域の活性化に向けた取り組みの一環。
 応募作品を基に、名古屋城やナゴヤドームなど名古屋の街並みや、四日市市の石油コンビナートのシルエットを取り入れたデザインを施した。ラッピング機関車の愛称は「Ai‐Me(アイミー)」。応募184件のうち、愛知と三重の頭文字、英語で「私を愛して」を意味するLove meをかけたものが選ばれた。
 運休日や検査日を除き、1日1往復程度運行する。他の機関車のラッピングについては未定だが、「2両目も検討していきたい」(JR貨物)。
 16日に行ったお披露目式には、稲沢市の駅前保育園に通う年長組の子どもたちのほか、加藤錠司郎稲沢市長、名古屋市、中部運輸局、稲沢市観光協会の担当者が出席した。