ヤマト運輸、福山市に西日本初の「ネコサポステーション」

　ヤマト運輸（本社・東京、長尾裕社長）は１月19日、広島県福山市に「ネコサポステーション福山中央」をオープンした＝写真。西日本エリアでは初めての開設。荷物の発送・受け取りだけではなく、家事支援のサービスを提供し、暮らしの相談を受け付ける。複合コミュニティ拠点として、地域住民の安心・快適な生活を支える。

　所在地は福山市東川口町１ノ４ノ１。既存の福山中央営業所をリニューアルした。営業時間は午前８時～午後９時。22日までの４日間、オープニングイベントを開催している。
家事サポートは福山市内の住民を対象に、清掃サービスのほか家具の移動・組み立て、庭の手入れなども請け負う。
　暮らしの相談では、ＩｏＴ（モノのインターネット化）電球を活用した見守りサービスも提供。独居高齢者などの生活支援に貢献する。また、地元企業と提携し、相談者の要望に応じた各種サービスを提案する。
　ネコサポステーションは2016年に東京都多摩市で開設後、これまでに千葉県松戸市・千葉市、神奈川県藤沢市、宮城県仙台市などでサービスを展開してきた。