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22/12/06

SGHD、オープンイノベーションで4社と新規ビジネス

 SGホールディングス(本社・京都市、栗和田榮一社長)は12月2日、「SG HOLDINGS HIKYAKU LABO2022」のパートナー企業4社を発表した。オープンイノベーションで新規ビジネスを創出。グループの経営資源とスタートアップ企業の先進的な技術を組み合わせ、共創アイデアの事業化を目指す。
 共創アイデア「データドリブンで実現する持続可能なサプライチェーン」では、佐川グローバルロジスティクスがAI(人工知能)などによるサービスソリューションを手掛けるフライウィールと協働する。物流データとさまざまなデータを掛け合わせてソリューションに活用。サプライチェーン全体の最適化に挑戦する。
 「CO2(二酸化炭素)ゼロリサイクル×廃棄物トレーサビリティ」では、SGムービングが新見ソーラーカンパニーと協働。サステナブルな太陽光パネル処理による循環型社会の実現に貢献する。
 「人とロボットの協働による魅せる物流の高度化」では、ワールドサプライがロボット導入支援などを手掛けるキュービットロボティクスと協働。ロボティクスサービスでサービス業の自動化に挑戦する。
 「物流に関わる全ての人がスキルを活かし、柔軟に働ける社会を創る」では、SGフィルダーが人材プラットフォーム構築支援のマッチボックステクノロジーズと協働。物流業界全体を支える人材プラットフォームを共同開発する。
 同ラボは今年6月、オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営するパーソルグループのエイコンカンパニーのサポートで始動。4つのテーマで共創パートナーを募集し、多数のエントリーの中から今回の4社が選ばれた。11月30日に「DEMO DAY」を開催。共創アイデアについて、これまでの検討の成果や今後の展望を発表した。

DEMO DAYの参加者ら。共に新ビジネスの創出に挑む