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22/12/02

大和物流、仙台市に電子部品や電気機械向けセンターを稼働

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は12月1日、仙台市に「仙台扇町物流センター」を稼働した=写真。主に電子部品や電気機械、通信機器などを取り扱う。貨物の衛生管理が容易な高床式の設計と高い交通利便性を生かし、高まる需要に応える。

電子、電機機械に特化し東北の主要拠点として活用する仙台扇町センター

 所在地は、仙台市宮城野区扇町1ノ7ノ42。仙台東部道路仙台東インターチェンジ(IC)から約4キロメートル。敷地面積は約8400平方メートル。地上5階建て鉄骨造で高床式。延べ床面積は、約1万6748平方メートル。
 貨物用エレベーターは積載量3・6トンと4・6トンが1基ずつ。積載量1・5トンの垂直搬送機3基とドックレベラー2基を設置。倉庫内は湿気やほこりが入りにくく、貨物の衛生管理が容易な高床式。
 電子部品や製造装置などを扱う区画には空調設備を導入。製品特性に適した庫内環境を提供する。仙台市内全域をカバーする立地で、東北自動車道を利用すれば東北各県や関東地方への広域配送拠点としても活用できる。東北エリアのハブ拠点として効率的な物流を実現する。