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22/11/29

RDS、食品特化型配送センターを活用しネットスーパー業務を代行

 三井物産の子会社で食のEC(電子商取引)サービスを展開するリテールデジタルソリューションズ(=RDS、本社・東京、今井聡志社長)は12月1日、都内にある食品に特化した「RDS平和島センター」で、ネットスーパーの受託サービスを開始する。センターを仮想店舗(ダークストア)として他企業に提供し、都内城南エリアへの短時間配送の実現を目指す。
 RDS平和島センターの所在地は、東京都大田区平和島2ノ1ノ1JMT京浜トラックターミナル7号棟Aブロック2-5階。首都高1号羽田線平和島インターチェンジ(IC)より500メートルの好立地。賃借面積は約6885平方メートル。冷凍、冷蔵、常温の3温度帯の保管スペースを備える。シャトルラック、DPS(デジタルピッキングシステム)やGTP(棚流動型ロボット)ステーションなどの高機能設備の導入により機械化や自動化を進め、作業の省人化・効率化と大量仕分けを実現する。
 配達地域は、都内の大田区・品川区・目黒区と、港区・世田谷区の一部地域。当日午後11時までの注文受付分を翌日指定時間枠に配送する。2時間枠で1日6便配送を行う。商品を同センターへ納品する時の物流費と、販売手数料(決済手数料含む)のみで利用できる。

配送可能エリア