センコー、ファッション商品廃棄ゼロを支援する公式サイトを開設

　センコー（本社・大阪市、杉本健司社長）は11月15日、在庫品の廃棄ゼロを支援のための公式サイトを開設する。ファッション商品の廃棄ゼロを推進。合わせて、再販やリサイクルなどのプラットフォーム（基盤）運営を行いサステナブル（持続可能）な社会づくりへの貢献を目指す。
　公式サイトでは、センコーグループ向けのＥＣ（電子商取引）販売を皮切りに、2023年９月には一般向けの販売も行う。またファッションサステナブルの取り組み事例や最新情報の掲載なども行う。
　また趣旨に賛同した荷主と共同し、在庫ファッション商品の再生加工、再販売、リサイクルなどの機能を備えたプラットフォーム（基盤）運営も開始。８月に設立した新会社ゼロブランズが実務を手掛ける。ゼロブランズは、公式サイトの運営に加え、再販会社への委託販売や生地への再生による再製品化などのリサイクル事業を行う。
　プラットフォームは、複数のファッション企業の商品の、返品から再販までの物流を共同化し、物流費を削減。また、多くの在庫販売チャネルとの連携による販売支援や、リサイクル会社とのネットワークを構築する。