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22/11/10

マルエーフェリー、12月8日から東京航路に新造RORO船を投入

 マルエーフェリー(本社・鹿児島県奄美市、有村和晃社長)は12月8日、新造RORO船「琉球エキスプレス7」を東京航路に投入する。東京港と志布志港(鹿児島県)、那覇港を結び、沖縄に向けた生活物資の安定供給に貢献する。また、南九州から関東に向けた物流需要に応える。
 全長は190・9メートル、全幅は27メートル。総トン数は1万3631トン。航海速力は約22ノット。既存船よりも積載能力を増強し、トレーラーは約40台増の187台、乗用車は同60台増の204台。船舶の大型化や船形・船舶機器の改善で、トンマイル当たりの燃費も低減した。
 冷凍用電源は220ボルト90口、440ボルト10口を備える。また、同社初の船陸間通信を導入。船陸一体で船舶運航・性能管理に取り組み、燃費改善や安全運航を図る。
 命名・進水式は7月、広島県尾道市の内海造船で行った。就航は12月8日、東京午後6時発の便から開始する。

12月8日から就航を開始する「琉球エキスプレス7」