国交省、補助企業を追加で募集

　国土交通省は９月30日の午後５時まで、モーダルシフトや幹線輸送の集約などの補助事業で追加募集している。物流総合効率化法の取り組みを支援する事業で、今年度は新たに過疎地のラストワンマイル効率化の運行経費も補助する。
　荷主、物流企業でつくる協議会が補助の対象。総合効率化計画策定に向けた調査の補助は定額で上限200万円。省人化機器も使う場合はデータ収集や調査にかかる費用の半額、300万円までを追加で助成する。今年度からは過疎地のラストワンマイル配送の効率化も対象とし、路線バスや鉄道を活用した貨客混載、複数の宅配会社の荷物をまとめた共同配送にも補助金を出す。
　効率化計画を実施する場合の補助は運行経費の半額分で、上限500万円を補助する。省人化機器も導入する際はリース・レンタル代の３分の２で、500万円まで上乗せする。
　必要書類は国交省ウェブサイトから取得可能。11月初旬ごろ、対象企業を決定する。問い合わせは総合政策局物流政策課、電話０３（５２５３）８７９９。