• 物流企業

22/08/01

SGムービング、廃棄物管理のプラットフォームを提供開始

 SGムービング(本社・東京、角本高章社長)は7月、廃棄業務一元管理システム「SGエコープ」の提供を開始した。業務に関わるすべてをデジタルプラットフォーム(基盤)上で一元管理でき、廃棄物排出企業の業務省力化に貢献する。
 SGエコープは、グリーナーが開発した廃棄業務一元管理システム「エコープ」をグリーナーと連携しつつSGムービングが販売するプラットフォーム。排出企業と処理業者をデジタルでつなぎ、収集運搬企業の選定から契約・発注、追跡、マニフェスト発行まで廃棄物処理に関わる業務全般を一貫して行える。
 排出状況やリサイクル率処理金額などを一目で確認可能。排出企業は、法令順守や業務の省力化、
最適化に役立てることができる。

プラットフォーム構築で、廃棄物管理業務を一元管理

 SGムービングは、家電リサイクル法指定の4品目で小売り企業と収集運搬事業をマッチングさせるプラットフォームシステム「SG‐ARK」を展開している。今回の連携で、事業廃棄物全般を網羅することができ、手配業務の簡素化が可能になる。
 SGムービングは、「動脈物流から静脈物流への流れを構築し、グループ全体で持続可能な循環型社会の実現を目指す」とする。