ＪＰＲ、グリーンローンでレンタルパレット需要に対応

　日本パレットレンタル（本社・東京、加納尚美社長）は６月28日、みずほ銀行とグリーンローン契約を結んだ。融資期間は６年で、パレットの購入に４億円の資金を調達。環境負荷軽減ニーズの高まりを背景に、レンタルパレットの需要拡大に対応する。
　ＪＰＲはレンタル方式によるパレットの共同利用で、サプライチェーン上の多様な企業をつなぐ一貫輸送実現に貢献している。また輸送後の空パレットの共同回収網も提供や顧客企業らがパレットを複数回利用するための補修・整備機能のシェアリングサービスを展開。循環型社会の構築に貢献している。
　グリーンローンは環境問題の解決・緩和に資する事業の資金調達ローン。国際ガイドライン「グリーンローン原則」に準拠している。ＪＰＲは同ローン契約にあたり、第三者機関から最上位の総合評価を取得した。