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22/03/28

JR東ら、北陸新幹線荷物輸送で富山駅発のサービスを開始

 JR東日本(本社・東京、深沢祐二社長)とJR西日本(同・大阪市、長谷川一明社長)は3月25日、北陸新幹線を活用した荷物輸送で富山発東京行きの輸送サービスを開始した。これまで金沢発の列車が対象だったが、利用者の要望に応え、毎週金曜日のみ列車を限定し実施する。
 富山エリアの産地などから自動車で集荷した荷物を午前7時51分富山駅発の下り「つるぎ707号」に積み込む。午前8時14分に金沢駅に到着後、列車は東京駅へ折り返す上り「かがやき506号」に便名を変更。その後午前8時49分に金沢駅を出発し東京駅に午前11時20分に到着する。
 折り返し便を利用するため荷物の積み直しをせず東京駅までの輸送が可能。受け付ける荷量は、1便につき120サイズを15箱程度。富山エリアでの集荷をセットで行い、依頼がない場合はサービスの提供対象外になる。
 今後は、利用者のニーズに応じてサービス対象日の増加なども検討する。