ビバホーム、兵庫県猪名川に物流センターを稼働

 

　ビバホーム（本社・さいたま市、坂本晴彦社長）は10月４日、兵庫県猪名川町に「猪名川物流センター」を稼働した。西日本の物流拠点として西日本エリア内の出荷を集約。東日本エリアからの長距離輸送を削減し物流効率の改善を図る。拠点の最適化で、2022年度に、年間２億円の物流費用削減を目指す。

　所在地は兵庫県猪名川町差組小谷101ノ２プロロジスパーク猪名川Ⅱ。新名神高速道路川西インターチェンジから２・３キロメートルに立地。
　建屋面積は15万8646平方メートル。建屋の１階と２階部分を賃貸し、賃貸面積は約５万4778平方メートル。
　施設内は仕分けと保管の機能を備える。オリコン4000個超を収納する自動倉庫やパレット自動倉庫を導入。マルチシャトル（順立て出庫システム）やオリコン自動段積機で仕分け業務の効率化を実現する。
　今後は、同社とグループのアークランドサカモトの国内主要３拠点のエリア最適化を行い、グループ全体で年間５億円超の物流費用削減を目指す。