兼松と物流４社、共同で戦略的投資会社TW Linkを設立

　兼松と川西倉庫、鈴江コーポレーション、大東港運、富士倉庫は７月１日、投資会社TW Linkを設立した。トレードワルツが提供する貿易プラットフォーム「TradeWaltz」を産業界に広く普及させることが目的。
　TW Linkの資本金は２億7900万円。事業内容はトレードワルツに対する輸出入業務や物流業務の知見と業務ノウハウの提供や、TradeWaltzの拡販支援。兼松と各物流企業は、自社の基幹システムをTradeWaltz経由でＡＰＩ連携を行い、荷主と物流会社の双方の立場からTradeWaltzの機能向上に向けたフィードバックを行う。
　TradeWaltzは、ブロックチェーン（分散型台帳）技術を活用したグローバルな貿易プラットフォーム（基盤）。貿易に関わる情報を一気通貫で共有し、業務の効率化とペーパーレス化を実現する。