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21/08/17
サンゲツ、「四国中央サテライトセンター」をオープン
サンゲツ(本社・名古屋市、安田正介代表取締役兼社長執行役員)は8月17日、愛媛県四国中央市に「四国中央サテライトセンター」をオープンした。四国地方初の物流拠点で、迅速な商品の出荷・配送を目指す。
所在地は愛媛県四国中央市土居町津根3684ノ5。延床面積は1272平方メートル。壁装材やカラー巾木などの在庫を有し、配達対象エリアは松山市、高松市(一部エリア除く)。午前11時までの注文で当日配達を可能にした。デリバリー対象地域や、在庫商品は順次拡大予定。
これまでは、四国地方への配送は岡山県の中国四国ロジスティクスセンターが拠点となっていたが、顧客への配送に時間を要することが課題だった。今回、四国地方の交通の要である四国中央市に物流センターを開設したことで、迅速できめ細かなデリバリー対応を実現する。
同社では、よりきめ細かな配送体制の構築や適正在庫の保持を確立するため、全国各拠点の役割を明確化。拠点間での連携体制強化を図っている。そのために各拠点を「旗艦センター」、「地域センター」、「サテライトセンター」の3つに分類し、物流システムの効率化とサービスレベルの向上につなげている。
今後は、中四国地方では、四国支店の新設や新たな在庫・配送拠点の開設を通して地域に根付いた営業・物流体制を強化。さらに、営業戦略に基づいたロジスティクス機能の拡充と高度化に取り組んでいく。