• 物流機器メーカー

20/09/02

プラスオート、豊田自動織機と資本提携

 物流ロボティクスサービスを提供するプラスオートメーション(本社・東京、飯間卓社長)は9月1日、豊田自動織機(同・愛知県刈谷市、大西朗社長)に対しての第三者割当増資を通じた資本業務提携を行った。
 提携を通じ、エンジニアリング機能のさらなる強化を図る。加えて、豊田自動織機グループからのロボット・ソフトウエアなどの調達や、販売網の活用も視野に協業を進め、多様化・複雑化する物流現場のニーズに今まで以上に応えていく。
 現在、急激なEC(電子商取引)の需要増大、販売のオムニチャネル化、人手不足、疾病災害を由来とする職場環境の変化などにより、物流の現場では自動化のニーズが益々高まっている。
 プラスオートメーションは、高い柔軟性と機動力を持つ完全月額定額制のサブスク型のRaaS(Robotics as a Service)を物流現場に提供している。今後も、ロボットをはじめとする自動化機器を業界全体で融通しながら活用し、ロジスティクスシェアリングプラットフォームを顧客と共に構築していく方針だ。
 また同日、三井物産(本社・東京、安永竜夫社長)並びに日本GLP(同・同、帖佐義之社長)に対しての株主割当増資も行った。