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20/08/05

三菱ふそう、電気小型トラックを山陰地方に初納車

出雲村田製作所専用「eCanter」

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、ハートムット・シック社長)は8月5日、村田製作所の傘下、出雲村田製作所(同・島根県出雲市、益田喬社長)の生産棟間の定期便トラック輸送で使用する電気小型(EV)トラック「eCanter」を納車した。日系製造メーカーおよび、山陰地方では初導入。
 出雲村田製作所では、地域との共生・「そこにムラタがあることが地域の喜びであるように」との企業理念に基づき、これまでも社会・地域への貢献、環境に配慮した積極的な取り組みを実施してきた。
 EV車は、ディーゼル車よりも音が静かで振動が少なく、電動駆動により排気ガスを一切出さないことが特長。導入すれば、地域社会の生活環境の改善、周辺環境への騒音対策と併せたドライバーの精神的・身体的な負担軽減など、労働環境のさらなる改善が期待できる。
 なお、今回納車した「eCanter」は、委託先である山九(同・東京、中村公大社長)、並びに同社の現地パートナー企業である山陰物流サービス(同・島根県松江市、福田克己社長)によって運行される。

出雲村田製作所向け「eCanter」納車式