• 荷主

20/04/27

コカ・コーラ本郷自動倉庫、西日本豪雨災害から復興・再稼働

コカ・コーラ 本郷自動倉庫外観

 コカ・コーラ ボトラーズジャパン(本社・東京、カリン・ドラガン社長)は4月27日、2018年の西日本豪雨で被災し稼動を停止していた広島県三原市の本郷自動倉庫を再稼働した。
 同倉庫は、戦略的な物流ネットワーク改革を推進する「新生プロジェクト」の中で、中国・四国エリア内の製品保管や供給の中核となっている。保管可能数量は1万2000パレットで、被災前と同様の保管能力を確保した。
 日本でもここにしかない高層50メートルの自動倉庫を維持運用していくことも大きな価値になると考え、最新技術を導入し再稼働。これにより、6月に稼働予定の新広島工場で製造した製品を本郷自動倉庫で保管することが可能となった。
 同社は、「中国・四国エリアへ製品を安定供給できるものと考えている。新広島工場と合わせ、これまで以上に広島の復興と発展に寄与していきたい」としている。

コカ・コーラ 本郷自動倉庫内部