適正運賃収受
適正運賃収受
将来にわたり安定的に事業とサービスを提供可能な運賃を収受すること。燃料高騰、高速料金制度の見直し、ドライバー確保難、安全対策費の増加など運送事業の経営環境が厳しくなる中、運賃適正化の機運が高まっている。規制緩和により需給バランスが崩れ企業間の価格競争が激化、不採算な業務でも甘んじて受注していたトラック運送会社が、荷主との運賃交渉を通じ収益向上や待遇改善の取り組みを活発化している。2017年 11月の標準貨物自動車運送約款改正で、運送と車上受け渡し以外の作業は別途、「料金」と規定された。