倉庫の種類
倉庫の種類
倉庫の種類は3つ。普通倉庫、冷蔵倉庫(10℃以下の低温で生鮮食品や凍結品を保管する倉庫)、水面倉庫(原木などを水面で保管する倉庫)だ。普通倉庫は、農業、鉱業(金属、原油・天然ガス)、製造業(食品、繊維、化学工業、紙、パル プ、機械)といったさまざまな産業貨物、消費者の財産(家財、美術品、骨とう品など)を保管し多岐にわたり、さらに5つに分類される。①1~3類倉庫:一般的な建屋型倉庫。施設、設備基準の分類で1~3類となる。大部分は1類倉庫に属する②野積み倉庫:風雨の影響を受けない原材料、鉱物などを野積みして保管する倉庫。周囲を柵や塀などで防護することが必要③貯蔵槽倉庫:サイロやタンクなど④危険品倉庫:消防法、高圧ガス保安法に規定する危険物を保管⑤トランクルーム:家財、美術骨とう品、ピアノ、書籍など、個人や法人の所有物を保管する――2003年の改正で、トランクルームで保管できる内容が 正式に定義され、開業には建物・設備、管理・運用面の諸要件を整備することが義務付けられた。