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26/04/28

NEXCO東日本、将来的に中継拠点整備 国の推進方針踏まえ

「物流業界とコミュニケーションを取りながら検討したい」と由木社長兼CEO

 東日本高速道路(=NEXCO東日本、本社・東京、由木文彦社長兼CEO)は、将来的に高速道路のサービスエリア(SA)や周辺施設に中継拠点を整備する。国土交通省が推進する施策を受けた対応で、トラックドライバーの労働環境改善につなげる。
 同社は2024年度と25年度、東北自動車道佐野SAで、ドライバー交代方式で中継輸送の実験を実施。参加した運送会社やドライバーから、運転の負担が軽減できるなど好評だった。
 今年度始動した5カ年のグループ中期経営計画では、将来的に中継拠点を整備することを盛り込んだ。由木社長兼CEOは4月22日の会見で、「物流業界とコミュニケーションを取りながら、当社として、1人のドライバーが長時間運転することを回避できる方法を検討したい」と話した。
 中継方法はドライバー交代方式に加え、荷物の積み替え方式、トレーラーヘッドの交換方式といったさまざまな方法が想定できるとした。
 今年度始動した新たな総合物流施策大綱では、30年度までの計画期間で中継輸送の推進を明記。今国会では物流効率化法の改正案が提出され、14日に衆院で可決されている。国の方針を踏まえ、由木社長兼CEOは「当社の取り組みを物流の維持につながるものにしたい」と意欲を示した。