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26/04/27

花王・三菱食品ら9社、共同配送コンソーシアム「CODE」を発足

 花王(本社・東京、長谷部佳宏社長)と三菱食品(同・同、伊藤和男社長)は4月21日、共同配送コンソーシアム(共同事業体)「CODE(カーゴ・オーナーズ・データドリブン・エコシステム)」を発足した。旭食品、あらた、トーハン、日本出版販売、PALTAC、三井物産流通グループ、メディセオの7社が参画し、食品・日用品・医薬品・出版の4業界にまたがる計9社で、データ活用による支線配送の効率化を推進する。

                                        共同配送コンソーシアム「CODE」のイメージ

 参画各社の配送データを共通基盤に集約し、共同配送できるコースをマッチングで可視化する。花王と三菱食品は既に西東京・北海道などの一部地域で定期共同運行を実施しており、年間運行台数は約300台相当の削減、年間の二酸化炭素排出量は約10トン削減という成果を得た。今回のコンソーシアム化により、共同配送の成立機会を最大化する。
 政府が推進するフィジカルインターネット実現に向けた先駆的取り組みと位置付ける。今後は参画企業の拡大を図り、改正物流効率化法への対応策の一つとしても推進する方針だ。
 国内では労働人口の減少や、ドライバーの残業規制に伴う物流2024年問題で、従来の物流維持が困難になりつつある。幹線輸送では共同配送が進む一方、支線配送は納品条件への個別対応が必要なため、これまで荷主間の連携は限定的だった。