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26/04/20

いすゞとトヨタ、27年度の生産開始へ量産型FC小型トラックを共同開発

 いすゞ自動車(本社・横浜市、山口真宏社長兼CEO)とトヨタ自動車(同・愛知県豊田市、近健太社長)は、次世代燃料電池(FC)小型トラックの量産化に向けた共同開発を進めることで合意した。2027年度の生産開始を目指す。
 いすゞの小型EVトラック「エルフEV」にトヨタの次世代FCシステムを組み合わせ、商用車に必要な耐久性を確保する。普及の課題となる車両価格の低減に向け、いすゞは構造や製造工程を見直し、トヨタはセル設計や製造革新を進める。
 また、次世代FC路線バスの共同開発や、コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズによる社会実装プロジェクトで得た知見を生かしFCの耐久性向上に向けた制御技術やシステム改良を進める。国や自治体の水素利活用が広がる中、行政や事業者と連携し、水素を活用した自動車の普及を加速させる。
 小型トラックはスーパーやコンビニ向け配送で使われ、冷蔵・冷凍車では1日複数回の運行が一般的。短時間でのエネルギー補給が求められる中、水素を使うFCVは充てんが速く、航続距離も長いため高稼働用途に適する。走行時に二酸化炭素を排出せず、振動や騒音が少ない点も利点となる。