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26/04/17
トラックドライバー、ハコブの調査で6割超が賃上げの実感なく

Q.直近1年間で、あなたの収入はどのように変化しましたか。
Hacobu(=ハコブ、本社・東京、佐々木太郎社長兼CEO)が全国のトラックドライバー1516人を対象に実施した調査で、賃金が上がった実感を持てない層が6割以上を占め、職場環境の課題が改めて浮き彫りになった。
直近1年間の収入変化を聞いたところ、「変わらない」44%、「少し下がった」15・2%、「下がった」6・5%の合計が6割以上に達した=グラフ。
収入が減少した理由として最も多かったのは「仕事量(件数・距離)の減少」44・9%で、「残業・時間外労働が減った」の39%が続いた。働き方改革で残業が減り、残業代が収入を支えていた層ほど賃上げが手取り増につながりにくい実態が明らかになった。
仕事で負担に感じることでは「待機場所を見つけるのが困難」が61・7%で最多だった。荷待ちの改善実感は過半数に達した一方、課題は荷待ち時間にとどまらず、停車・待機環境や付帯作業など受入体制全体に広がっている。
一方、就業継続の意向では「続けたい」31・9%と「できれば続けたい」33・5%の合計が6割以上を占めた。ハコブは運賃体系の見直しや適正取引の推進に加え、荷主を含むサプライチェーン全体での受入体制の改善が不可欠と指摘している。
調査は3月19~24日、ハコブが提供するアプリ「ムーボ・ドライバー」登録者を中心に、インターネットで実施した。