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26/04/06

ニッカネ、トラックを「動く求人票」に ドライバー確保へ独自採用策

 業務用食品専門の総合卸ニッカネ(本社・栃木県上三川町、金田陽介社長)はこのほど、さいたま市の埼玉営業所・首都圏第一センターで、配送トラックをメディアとして活用する「動く求人票」プロジェクトを本格始動した。トラックドライバーの採用難が深刻化するなか、外部媒体に依存しない独自の採用体制の構築を目指す。

          採用サイトのQRコードを掲出した「動く求人票」トラック

 
 さいたま市を中心に首都圏全域を走行する配送トラックの背面・側面に、採用サイトへ直接アクセスできるQRコード付きのステッカーを掲出。日常の配送業務を通じて地域住民に企業の存在を訴求し、採用コストを抑えた持続可能な採用モデルの確立を図る。求人サイト上でのスペック比較に埋もれやすい課題を克服するため、毎日地域を走るトラックそのものを広告媒体として活用する。
 また、「健康経営優良法人」の認定など働き方改革の実績も発信し、物流業界のイメージ刷新を図る。普通自動車免許(AT限定可)から応募でき、準中型免許の取得支援制度も整備している。
 同社は2月16日、埼玉営業所を新拠点へ移転し、旧拠点を物流機能に特化した「首都圏第一センター」として稼働させた。在庫保管能力の向上と業務効率化を実現した一方、配送ドライバーの確保が新たな課題となり、プロジェクトの開始に至った。