• 物流企業

26/03/19

セイノー×福通、輸送網強化目的に山陰で合弁会社を設立

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)と福山通運(同・広島県福山市、熊野弘幸社長)は4月1日、島根・鳥取地区で合弁会社「TGL山陰」を設立する。両者の協業体制をさらに深化し、同地区の輸送基盤を強化する。
 日ノ丸西濃運輸(同・鳥取市、藤本誠社長)と山陰福山通運(同・松江市、堀耕司社長)の2社が、共同株式移転を実施し設立する。TGLの持ち株比率はセイノー、福通が50%ずつ。
 TGL山陰の社長には日ノ丸西濃の藤本社長、副社長には山陰福通の堀社長が就く。両社は、TGLの子会社として存続する。両社の戦力は2月時点で、日ノ丸西濃が9拠点で車両台数381台、従業員は482人。山陰福通は12拠点、車両台数443台、従業員604人。
 セイノーと福通は、2013年ごろから業務提携を通じ、輸送ネットワークの相互補完や品質向上に取り組んでいた。その中で、山陰地区は人口減少が進み、雇用確保が難しいことや、輸送効率の低下が急速に進んでるなどの課題を抱えていた。解決には、個社ごとの取り組みだけでは難しい状況で、協業から一歩踏み込んで合弁会社の設立に至った。