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26/03/17

DNPロジ、医薬品通信販売拠点を東京都板橋区に開設

 DNPロジスティクス(本社・東京、松村弘之社長)は3月16日、同社板橋センター(東京都板橋区)内に一般用医薬品を取り扱う薬店を開設した。同拠点は医薬品店舗販売業の許可を取得。新拠点開設で一般用医薬品メーカーに対する通信販売向けBPO(業務の一括委託)サービスの提供が可能になる。
 新拠点は、2025年4月に開設したメディカルヘルスケア業界向け物流拠点「小豆沢センター」の近くに位置。両拠点を効率的に運用し、医薬品の保管からセット作業、配送・販売をワンストップで支援する「メディカル物流アウトソーシングサービス」を提供する。
 新センターではDNP路地の医薬品店舗販売業許可取得により、メーカーは店舗販売業の許可取得の手続きや運用負担が軽減され事業活動に集中できる。また、インターネット通販を通じた医薬品の試用サンプル提供も可能。さらに、受注から配送までの一連の業務を管理するフルフィルメントサービスを提供する。
 国内の少子高齢化を起因とする医療費増加に対し、政府は個人が市販薬の適切な活用などにより自己の健康を管理する「セルフメディケーション」を推進するが、医薬品通信販売を担う企業には医薬品店舗販売業の許可取得など、負荷の高い課題がある。DNPロジは今回の許可取得で課題を抱える一般用医薬品メーカーの通信販売事業参入を支援する。
 DNPロジは、アウトソーシングサービス提供で30年度に年間売上30億円を目指す。今後は、企業の従業員のセルフメディケーションを支援するサービス開発も進める。