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26/03/17

日建リース、活魚輸送専用ボックスの鉄道輸送で生存率100%達成

 日建リース工業(本社・東京、金子弘社長)は2月末、JR貨物と連携し、活魚輸送専用コンテナ「魚活ボックス」での鉄道輸送を実施した。三重県尾鷲市から東京都江東区への35時間の輸送で、活魚の生存率100%を達成した。
 尾鷲市の養殖場からトラックで岐阜貨物ターミナル駅まで運び、JR貨物の鉄道で東京貨物ターミナル駅へ幹線輸送した後、トラックで豊洲市場に届けた。輸送中の死亡数は0尾で、納品時の活魚の状態は「非常に良好」と評価された。
 魚活ボックスは水中の溶存酸素濃度をリアルタイムで計測し、規定値を下回ると自動で酸素を供給する自律制御機能を搭載している。水容量は約1200リットル(標準タイプ)で、真鯛換算で約160~200尾を収容できる。バッテリー駆動時間は標準仕様で約11時間、増設時は最大約33時間。
 今回の実証で、鉄道を幹線輸送として組み込む活魚物流モデルの有効性を確認した。今後、鉄道・トラック・フェリーを組み合わせた持続可能な水産流通インフラの構築を目指す。

東京貨物ターミナル駅で「魚活ボックス」をJR貨物のコンテナからトラックへ積み替える様子