- その他
26/03/03
JALなど7者、沖縄産鮮魚の「高鮮度輸送プロジェクト」を始動
日本航空(=JAL、本社・東京、鳥取三津子社長)など7者は、沖縄県国頭漁業協同組合で獲れた鮮魚を航空輸送で国内外に届ける「高鮮度輸送プロジェクト」を始動した。業界の垣根を越えた連携で、高鮮度の魚を国内遠隔地や海外へ届ける流通網の確立を目指す。
プロジェクトには、JAL、国頭漁協、フーディソン、高砂熱学工業、YKK、沖縄県漁業協同組合連合会、函館地域産業振興財団(北海道立工業技術センター)の7者が参加。
沖縄漁連、国頭漁協、高砂熱学は水揚げから船上での高鮮度処理、シャーベットアイスを用いた鮮度維持を担う。YKK、JAL、フーディソン、高砂熱学が物流を担当し、低温・防水輸送による高鮮度物流・ECを実現する。フーディソン、JAL、高砂熱学は店舗着後の評価も行う。函館地域産業振興財団は公的立場から助言を担う。
産地ではマニュアルに基づき漁獲後から水揚げ後まで鮮度処理する。冷却には滑らかなシャーベットアイスで鮮度劣化を抑制し、防水ファスナーを採用した新たなこん包材で一般貨物との混載を可能にした。生鮮品ECの知見を生かした受発注システムで、産地と国内外の注文をダイレクトに結ぶほか、魚の鮮度を科学的に示す指標「K値」による鮮度評価で高鮮度な鮮魚が適正な価格で流通する基盤を整える。
7者は、2025年12月から国頭漁協で獲れた魚の国内外への試験輸送を開始。今後は海外輸送を中心に検証を続け、より多くの消費者へ届ける仕組みを整える。

「高鮮度輸送プロジェクト」のメンバーの役割