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26/02/24

フィジカルインターネット・化学品WG、荷役効率化へ指針作成に着手

 経済産業省と国土交通省のフィジカルインターネット構想の一環として活動する化学品ワーキンググループ(=WG、座長・矢野裕児流通経済大学教授)が、荷役効率化に向けたガイドライン(指針)の作成に着手した。化学業界でのパレチゼーション(パレット積み輸送)の推進を目指す。
 ドラム缶荷役に対応するパレット標準化、小ロット品の扱い、長尺品対応などの現場で生じる多様な課題に向けた整理が柱となる。手荷役からパレット積みへ切り替えることで、労災の削減や外装破損の抑制につなげる。

化学品業界のパレチゼーション阻害要因と対策のポイント(出所:化学品WG資料)

                 
 同WGには荷主・物流企業などの82社、1大学が参加し、三菱ケミカル、三井化学、東ソー、東レが事務局を担う。ドライバー不足が深刻化する中、荷待ち時間短縮と荷役負担軽減に向けた一貫パレチゼーション推進に取り組んできた。同WGの2025年度調査では、パレット化は進んだが水準は不十分で、阻害要因の分析や対策整理が課題となっていた。