- 物流機器メーカー
26/02/17
ミシュラン、寿命延長でフォークリフト用タイヤのリグルーブ推進
日本ミシュランタイヤ(本社・群馬県太田市、須藤元社長)は、フォークリフト向けソリッドタイヤ「ソリディール」の溝を掘り直すリグルーブによる寿命延長を推進する。トレーニングやデモを通じてリグルーブの理解促進を強化し、廃棄を減らし、安全性向上や収益改善につなげる。
リグルーブは、摩耗してトレッドパターン(接地面の溝)が消えたタイヤに、専用工具で再び溝を掘り直す技術。欧州では一般的な再生技術だが、日本では摩耗で溝が消えると交換されることが多く、タイヤ寿命の約50%を残したまま廃棄される。
効きや排水性の向上、新品交換頻度の減少によるコスト削減、廃棄タイヤ排出周期の延長による廃棄タイヤ本数削減といったメリットが得られる。
ミシュランは、環境インパクト低減のための重要な取り組みの一つとしてリグルーブを挙げ、トラックとバスタイヤはリグルーブを前提に設計している。今回、改めてフォークリフト用ソリッドタイヤのリグルーブの有益性の理解を深めるため、同タイヤのリグルーブのトレーニングやデモに注力する。今後は、要望に応じてミシュラン社員がトレーニングやデモを行い、トレーニングを受けた作業員が実施できる体制を構築する。

リグルーブしたフォークリフト向けソリッドタイヤ「ソリディール」の装着車両