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26/02/10
国交省・中央回廊、春~夏に実証輸送 強風での荷物滞留短縮
日本から中国・ロシア周辺国を経て欧州に向かう中央回廊での実証輸送に関し、国土交通省は2026年度、春~夏に行う。
24年度の実証は秋以降に実施し、カスピ海での強風によりカザフスタンのアクタウ港で荷役の停止や船の出発延期があり荷物が滞留した。春・夏は強風が少なく、リードタイム短縮を目指す。
24年度の実証では荷物の滞留により積み替えに9月は60日、12月以降は90~170日を要した。一方で春~夏は強風が少なく、国交省は「滞留時間を短縮できれば、中央回廊を利用する荷主や物流企業を増やせる」と見込む。
国交省は、欧州から黒海沿岸のジョージアを経由し、ウズベキスタンやカザフスタンなど中央アジアに至るルートについても検証する。物流企業から欧州発中央アジア着の輸送実証をしたいとの声があり、従来の実証対象だった日本―欧州間以外の輸送も対象にすることとした。