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26/01/29
トレードワルツ、穀物・油糧種子の輸入情報の一元管理プラットフォーム
トレードワルツ(本社・東京、佐藤高広社長)は1月、穀物・油糧種子の輸入情報を一元管理するプラットフォーム「トレードワルツ・フォー・グレイン・インポーターズ(TGI)」を提供開始した。
商社とサイロ運用事業者が、企業・業界を横断して本船情報・荷役計画・港湾の混雑状況・関税関係書類情報などを共有できる仕組み。穀物・油糧種子の輸入に関する業務効率の向上と物流コスト削減を後押しする。
情報を関係者間でリアルタイムに共有することで、本船の動静管理や荷役スケジュール管理を効率化する。積荷書類や通関書類を一元管理し、情報漏洩リスクも低減。さらに、全てのやりとりをコミュニケーション機能に統合することで、柔軟な対応や業務の平準化につなげる。
同社はTGIについて、経済産業省が掲げる「2028年度までに貿易取引の10%をデジタル化する」という国家目標に資するものと位置付けている。貿易DXを通じて、日本の食糧安全保障に貢献する。
穀物・油糧種子はバルク船で日本全国に輸入され、複数の港で荷役を行う。これまで、情報は各社で個別に管理され、商社とサイロ間の連絡は電話やファクス、メールが中心だった。一方、各地の在庫状況・港湾の混雑状況・天候などに起因する本船の予定変更は頻繁に発生し、情報連携の非効率性が業界全体の課題となっていた。

「TGI」の仕組み