- 物流企業
26/01/19
平田運輸、スコープ3を含めた温室効果ガス排出量を算定
平田運輸(本社・兵庫県加西市、平田優宇社長)はこのほど、2024年度の自社の温室効果ガス排出量をスコープ3(サプライチェーン全体の間接的排出)まで含めて算定。二酸化炭素換算で売上高100万円当たり1・79トンで、業界平均の半分以下だった。
多くの物流企業がスコープ1・2の算定にとどまる中、同社はスコープ3の15種類のうち8種類まで算定範囲を拡大。算定した1・79トンは、環境省が公開する道路貨物輸送業の標準値3・93トンの半分以下に相当する。
同社は、二酸化炭素削減の取り組みとして、製品輸送と資源リサイクルを組み合わせたサービスを実施。往路で製品を配送し、復路で顧客の加工時に発生した金属スクラップなどの再生可能資源物を引き取ることで、往復とも貨物を積載しトラックの稼働率を最大化した。参画企業ごとに二酸化炭素削減リポートを提供し、月次・年次での削減量を可視化。再生可能資源物の取り扱い量に応じたカーボン・クレジットも付与した。
今後、スコープ3の全15種類への算定範囲拡大や第三者検証の取得を検討する。また年次での継続算定と開示を行い、排出原単位のさらなる低減を目指す。

2024年度の温室効果ガス排出量をスコープ3まで含めて公開した