- 統計・データ
26/01/19
25年人手不足倒産、427件で過去最多 物流業も高水準
帝国データバンクによると、従業員の退職、採用難、人件費高騰などを原因とする人手不足倒産は2025年に427件発生し、3年連続で過去最多となった=グラフ1。物流業も52件と過去最多となった。

グラフ1

グラフ2
業種別では、建設業が113件に上と初めて100件を超えた。また、物流業は52件となり、24年4月から残業上限規制が設けられた両業種は共に過去最多となった=グラフ2。
一方、全体の77%に該当する329件は「従業員10人未満」の小規模企業だった。従業員1人の退職の影響が大きく、人手不足倒産につながりやすい実態が表れた。
帝国データは、26年も物価高を反映した賃上げ機運の動きに追随できない小規模企業を中心とした「賃上げ難型」の倒産が懸念され、人手不足倒産は今後も高水準で発生するとみている。
調査は13年1月1日から25年12月31日までを集計期間とし、負債1000万円以上・法的整理による倒産を対象とした。