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26/01/14
大日本塗料、滋賀県湖南市の新拠点に関西エリアの物流機能を集約
大日本塗料(本社・大阪市、里隆幸社長)は1月5日、滋賀県湖南市の新拠点の稼働を開始した。関西エリアで分散していたグループの物流機能を集約し、拠点間輸送を削減する。保管・輸送の効率化や品質向上、現場の負担軽減を目指す。
所在地は湖南市石部口3ノ3ノ1。敷地面積は約2万8738平方メートル。建築面積は約5118平方メートル。鉄構造で、延べ床面積は約5687平方メートル。
大日本塗料の滋賀事業所、グループのニットサービスの本社と滋賀サービスセンター、日東三和塗料の本社と工場として、事務棟や倉庫棟、集荷場所、こん包室などの計七つの建物を開設した。
危険物倉庫と一般物倉庫各2棟のうち各1棟に高層自動ラック倉庫を導入した。入出庫と在庫管理にはハンディーターミナルを使った検品・管理システムを採用。複数台が同時に作業可能な出荷場も整備した。また、一般倉庫と定温倉庫を同一拠点内に併設し、まとめ配送で輸送効率を高める。
保管レイアウトを見直し、荷役作業を自動化することで、安定した運用が可能な物流体制を整えた。倉庫棟の一部には、再生可能エネルギーの活用に向けて太陽光パネルを設置した。
ニットサービス阪南サービスセンター(堺市)はこれまで、約2000トンの塗料を保管・管理していたが、製造拠点と分離し拠点間輸送が発生していた。さらに、施設の老朽化や保管容量確保のために外部倉庫の賃借などの物流運営上の非効率が課題となっていた。
今回の拠点機能の再編で、保管容量は従来比で約20%拡充を見込む。グループ内物流の運用水準の向上に加え、外部の取引先向けの物流サービス提供にも取り組む。

自動ラックを導入した新設倉庫

外壁や区画線の塗料などにグループ各社の製品・技術を生かしている