- 物流企業
26/01/09
ヤマトHD、インドに海外最大の物流拠点を開設
ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)は1月8日、傘下のヤマトロジスティクスインドがインド北部ハリヤナ州に「NH8(シドラワリ)ロジスティクスセンター」を開設した。延べ床面積は約2万4900平方メートルで、ヤマトグループの海外物流拠点として最大規模となる。
同拠点は、デリー首都圏から商業都市ムンバイを経由し、南部の工業都市ベンガルール、チェンナイに至る主要高速道路沿いに位置する。周辺には多くの組立工場とサプライヤーが集まる工業団地が複数あり、門前倉庫や積み替え拠点としても活用できる。内陸コンテナデポや空港にも近く、インド国内外への中継拠点として機能する。
インドでは、世界的なサプライチェーンの再編や政府の製造業振興政策「メーク・イン・インディア」により、自動車や電気機器、半導体などの製造が拡大している。物流ニーズが急増する一方、倉庫や輸送網などのインフラが不足している。
同社は2008年の設立以来、日本の大手自動車メーカーを中心とした製造業向けに、日本水準のコントラクト・ロジスティクスサービスを提供してきた。新拠点では、工場生産の効率化に貢献するジャスト・イン・タイム物流、日本品質の高度な作業、インドの環境に対応したこん包サービスなどを展開する。
将来的には、太陽光パネルの設置やEV導入などでグリーン物流を推進し、顧客のスコープ3(サプライチェーン全体の排出量)の温室効果ガス削減にも貢献する。

NH8ロジスティクスセンター外観